Ghana VS Japan:国際親善試合(中立地オランダ開催)

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ガーナ3-4日本
アフリカの強豪で既にW杯出場を決めたガーナとの対戦です。ガーナとの対戦はオシム監督時代の2006-10-04 (水)に日本で試合をし0-1で惜敗して以来の対戦となります。
 試合は後半に怒濤の得点で対逆転勝利を収めたわけですが、なんだか大雑把な試合になっちゃいましたね。日本代表っぽくないと言えば無い試合。ただ盛り上がる試合ではありましたね。
 さて、一応勝ちはした物の失点シーンがあまりにも悲惨でした、パスワークで崩された訳じゃなくて一本の縦パス+アフリカ勢特有の身体能力だけで日本のDF陣は崩壊してしまう。イングランドプレミアリーグチェルシーで有名なエッシェンを筆頭にあのフィジカル+スピード+パワー+体格、日本人からするとするいよ!なんて思ってしまうがそれも実力ですからね。ロングボール一本で押し込まれて失点という弱点は昔からだけで中々治りませんね。
 しかし、今日の試合は前半と後半で違いすぎる内容となりました、中村俊輔が出場中は良い意味で俊輔styleな代表となっています、パスが俊輔経由が多かった。上手く廻ればたぶん今の日本代表スタイルで基本となっているところだから良いのだが、今回のガーナ戦では俊輔が奪われるというか狙われている場面が多くボール奪われて攻め込まれたシーンもあった、もちろん組み立てる上では必要なんですけどね。対して話題の本田圭佑はオランダ戦ではパスが廻ってこない、俊輔が露骨に魅せたので話題になっちゃいましたが、注目されていた守備面を意識しすぎてか、本田の良さが今日も全然出せていなかったのが残念でしたね。それにやはりまだ代表の試合展開の入り切れていなく孤立する場面も多かったように思う。しかしオランダでの活躍は印象として大きく、彼ならななんかとんでも無いようなことをやってくれそうな期待感がある。これは計算できる俊輔と出来ない本田との違いではある。なんかやっちゃってくれそうな期待感があるので代表の試合展開というかチームプレーに上手く入り込めるようになって欲しいですね。今後に期待です。

 今日の良かった選手はなんと言っても「稲本」!いやぁ久し振りに代表のピッチで見たけど嬉しかった。稲本好きだったし活躍みたいと思っていたので久々呼ばれてもベンチを温めている要員になってしまっていたことが残念でしたがそんな状況でも腐らず、あの明るい稲本のムードメーカー的な役割もそうだし、元祖ラッキーボーイ的な要素もそうだし、ここ一番に強い稲本が僅かなアピールの場で「どうだ!」と言うほど印象に残るアピールをしてくれました。遠藤とのコンビは昔取った杵柄的に安定感があるし、実は上手いパスセンスも光っていた。1ゴール1アシスト!素晴らしかったです。スーパーサブ的な立場は変わらないと思うが、前半のようなスペースが少なくコンパクトな展開だと長谷部のほうが生きてるようには感じるが、後半スペースが空いてきたら稲本の展開力突破力は美味しいですね。
 次は長友かな?前半のハンド+PKはやっちまった感が漂っていたが、後半の怒濤の攻め上がり、吹っ飛ばされてもへこたれず(けろっこデメタンか?)すぐにボールを奪い返し決定的なパス。結局2アシストの活躍は稲本と同じく素晴らしかった。今の代表でここ1年半で一番成長した選手だと思いますね。左サイドはしばらく安泰だ。
 左サイドに対して右サイドが正直言って今回の2試合でかなり不安になりました。アジアでは通用したがオランダ戦では俊輔+内田ラインがかなりの勢いで崩されていたのが惨かった。一応ロングボールで押し込まれる点と日本の右サイドが今のところ弱点ではある。今日はあまり右サイドを狙われることもなかったので駒野がどうとかは解らないが右サイドの選択肢は増やしておいたほうが良さそうだ。そう言えば所属クラブで長谷部だって右サイドバックでしたね。あとは今野、長友は右も出来る。あ、本田は名古屋時代だかサイドバックやらされていなかったかしら・・・。まぁとにかく選択肢は多いにこしたことはないけど、あと9ヶ月、どう組み立てるか・・・。

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