アバター 〜感想〜

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アバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray] 映画公開中なのに発売されたので話題のアバターを見てみた。この監督ジェームス・キャメロン作品はタイタニックの印象が強いけれど、私個人的にはジェシカアルバの出世作でテレビドラマだった「ダーク・エンジェル」の大ファンだったのでそっち繋がりで好きな監督の一人ですので今作品も期待でした。
 一応話題通りなかなか面白い映画だったというのが第一印象。この様に映画を作れば売れるんだというのを見せつけたハリウッドの流石なところというか力業を感じました。ストーリーに関して言えばありきたりなそれほど込み入ったような内容でもなく、非常に単純明快な物。支配される側と支配する側の問題、及び自然破壊、反戦がテーマな物をSFで色を付け最新技術で調理したらすっげー物が出来たと言ったところかな。とくにそれが悪いとか詰まらないとか書きたいわけではなくこれら色々な物を組み合わせるとこの映画のような凄い物が出来上がるんだと言うことを感じたところです。
 それに一番は設定かな?色々細かい部分の設定をこうも作り上げたというのが大きい、アバターという乗り物?生物?ラジコン?化身?まずはここの発想が大きいのは確かだけど、原住民の言葉を言語学者に依頼してまで作り上げた緻密さや生物学的なところ、民俗学宗教学と色々な要素をふんだんに詰め込み細かく設定したところが重要だったように思う。前述の様にストーリーや最新技術のSF3DCGだけではここまでは来ないと感じるからだ。ストーリにこれらの細かい設定で着色し最終的に最新技術の3Dと音響効果で「さぁどうだ!」ていうようなコテコテ油ぎっしゅな料理が完成しましたって言うのを見せつけて貰いました。ただ、この話を普通に植民地支配先にいた原住民と侵略者が争いちょっと戦争をやり過ぎちゃったし自然破壊半端ないや!というので描くとおそらくここまでは大ヒットしないし興味を感じる人も少ないのは確かで、監督が作りたかったテーマを多くの人に見せるには最新技術をふんだんに利用するというのが重要な要素だったのは言うまでもないのでしょうね。民心を注目させるには最新技術という手法ですね。

 それでもこの最新技術は凄かった、最初はすっごく手の込んだ人形劇を見ているような感覚だったのだが。徐々に映画の持つ雰囲気や監督の狙い通り映画の中に入っていってしまいました。引き込まれたと言った表現の方が良いかもしれませんね。音響もそうだしやっぱりこの映像美は素晴らしかった。これがCGかと・・・この生物の肌、髪の毛これがCGで表現されているとは技術革新というのは素晴らしい物と感じました。もちろん一番の見所はこの最新技術ですが、先述の通りこの話にあるテーマも難しくはない簡単な物ですが重要な要素ではあるので本来ならそこを見たいとこです。侵略者から自分たちの星を守るという原住民。資源のためなら、投資家のためなら自然破壊をもやむを得ないという今の人間社会へのメッセージ、なかなか思うように進まないアメリカが抱えるイラク戦争等の問題から来ている反戦運動。本当に色々な要素が盛り込まれているだけに最新技術を使って人を呼び寄せたのは絶賛するしか有りませんね。
 非常に面白いし薦められる映画です。ただ今回発売されたDVDやBlu-rayに関しては「もう少し待って後に発売される「完全版」や3D映像目的の方は「3D版」を待った方が良いとAmazonなどにも書かれているようにその方が良いかもしれないですね。特典映像とかも見たいならもう少し待った方が良いですね。
 
 ☆3.5個です! オススメです是非見てみてね。

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