2-0
祝!優勝!
川崎フロンターレとのナビスコカップ決勝での多摩川クラシコ。試合前はどこ見ても川崎の圧倒的優位。正直私自身も今回の優勝は信じてはいたがかなり恐く、やばいかもというのは思っては居たのだが、今日の結果がそんな私を良い意味ですごい裏切ってくれた(^^) 見事な完勝である。
前半開始早々は川崎がペースを掴んでいたし、川崎優位で試合が進んでいきそうだった、しかしそれを一変させたのが中盤でボール奪取、米本-平山-米本で米本の豪快&技ありな無回転ミドルがドカンと決まったゴールシーンだ。その瞬間青赤は絶叫、水色は静寂と・・・・サポだけじゃなく試合展開もこの一撃で激変した。前半はやはり川崎の時間帯も多かったが、東京は完全に川崎を読んでいる、相手のサイド攻撃を高い位置から防いでいるし中盤もボランチが効いている。ことごとく川崎の攻撃の芽を摘んでいた。
後半に入ると川崎は更に得点を取りに来ていた。攻撃陣には焦りも見え始めていたように見え、川崎の自慢の攻撃陣が上手く行っていないようだ。そんな前がかりになった川崎のお株を奪うように優勝を決定的にしたのが羽生→達也→平山のカウンターによる二点目だ、カウンターがここまでバッチリ決まるとは・・・しかし鈴木達也がフリーの平山へのパスが遅くって相手に寄せられたときに「ああ〜遅いよ〜もっとはやくだせよぉ〜ぅ」なんて一瞬でも思った俺は直後に反省した。なんとも達也の素晴らしいドンピシャクロスが平山の得点を産むとは。素晴らしいです。しかしその後は川崎の猛攻。東京の戦術でもあったがDFを交代で投入し相手のパワープレーをしのぎ勝負あり。
かなり厳しい試合ではあったが川崎は本当に強いチームで毎度のことだがどちらに転んでもおかしくない試合ではあった。ただ違っていたのはこの大会の決勝の意味がお互いに違ったのかもしれない。東京は相手の川崎だけを見ていた。さらには石川や茂庭、浅利、藤山など怪我や東京を離れる選手のためとかという思いが1つにさせたのがチーム力以上のなにかの力を生んだのかもしれない。対する川崎はチーム力も選手層も全て東京を上回っていた、誰が見ても川崎の有利だったが川崎がチームも選手もサポも向かっていったのは2年前のリベンジ。2年前のガンバに敗れて悔しかった思いを今大会の決勝にぶつけてきた。川崎にとって東京は目に入っていたのだろうか?ガンバへのリベンジを東京にぶつけてしまったのだろうか?正直それは解らないが決勝前の流れなどを見ているとそんなように感じた。
それにしても東京ももちろんだが川崎も本当に素晴らしいチームで見応えのある決勝だった。こんな良い好敵手を多摩川の対岸に持った東京は幸せなのかもしれない。外人頼みの云々と揶揄されてしまうがそれもルールに乗っ取った物、それぞれのチームの色だ、東京は東京川崎は川崎である。多摩川クラシコが本当にクラシコになる日がいつの日か来ると信じ始めました。
それにしても東京の優勝。本当に嬉しい、最高の一日をありがとう!青赤魂\(^-^)/
そして試合後の夜には本拠地味の素スタジアムでの優勝報告会。さっそく行ってきました。寒い中なんとも優勝報告会にはかなりの人数のサポが集結。ゴール裏からメインスタンド側バクスタ側にもサポがずらっと。選手登場前にはドロンパがまさかの正装で登場しダンスしたりいろいろな小細工(笑)をして会場を盛り上げてくれて、そこで選手登場という素晴らしい流れ。 司会進行は東京MXTVのFC TOKYO HOT LINEのお二人であの番組のそのまんまが味スタで行われてかなり楽しい。そこで今回のナビスコの今までの試合と今日の決勝を振り返りまた歓声。 一番沸いたのは社長の物凄いスーツ姿での切れのある「シャア」じゃないだろうか?国立でMVPを獲ったスーパールーキーの初々しい自らシャアと叫んだシャアよりも目立っちゃった「シャア」だった(^^)
その後監督や選手のコメント&ネタ&挨拶などなどだったが、正直城福監督の浅利選手の話で泣き出したときは「ぐっ」っと来て泣きそうになったのは言うまでもありません。国立表彰時の羽生選手がカボレにユニ着てたり、藤山が浅利の・・・と本当に出場できない選手や今居ない選手達と一丸となって獲得した聖杯だったんだなとつくづく感じました。素晴らしかった。優勝報告会行ってよかった。
いやぁ優勝って本当に良い物ですね。
写真
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