2-1
中立地オーストリアのグラーツでのイングランドとの親善試合、前回の対戦は2004年と随分前で1-1の引き分けでした、小野のゴールと稲本の腓骨骨折が記憶に残っていますので対戦も最近と思ってたら5年半も前なのでビックリ。
先日の韓国戦で散々な負けっぷりを魅せて旅立った日本代表でしたが、今日のイングランド戦は少し良くなったとは感じます。まさかの闘莉王の先制ゴール、ただ早い時間に先制したお陰で守備だけの時間が非常に長くなった、前半は色々チャンスも何度か訪れた、しかしそのチャンスを数少ないチャンスを決めきれないのはやっぱり得点力不足すぎる、枠に飛ばないシュートが多いんだよね。
後半に入ると守備の時間ばっかり、今日の試合は守備が良くなったりシステム変更や選手変更のお陰で向上したようには思うけどやっぱりと言うか案の定というか後半35分を過ぎると一気に落ちる日本代表の運動量、結局選手交代で少しずつずれた日本の左サイドの守備を突かれてセンタリングの処理がオウンゴールで追いつかれると、今度は右サイドから全く同じような感じでセンタリングを上げられてDFに当たって失点。 なんともオウンゴールで2失点という残念な展開でした。
結局負けはしたけどイングランド側にしたらまだまだコンディションが上がっていなくて難しい試合となってしまったといった感じでしょうか?しかし瞬間瞬間の当たりの強さ、ここぞと言ったときのスピード、ロングパスの精度、これにはかなわないというのも率直な感想。とにかく闘莉王が2得点、中澤が1得点と相変わらずCBの二人の得点能力の高さにはイングランドサポーターもビックリでしょう。(´・ω・`)
今日の試合だけ見たら少しずつ調整中のイングランドに対してガッツリ頑張った日本、底力の差は大き過ぎかな?4年前のW杯直前に戦ったドイツ戦と同じようにならなければいいですけどね。でも4年前のドイツ戦の方がやはり日本は強かったかな?
今日の試合はシステムを4123?もしくは4321を試してたけど今日の試合に関しては守備は完全に崩されるという場面はあまり見られなくてまぁまぁ良い感じでしたね。今野をサイドに置くのは個人的にはセンターの選手だと思っているのでいかがな物かと思うのですが、今野と阿部がピッチ上にいるというので緊急時のシステム変更に柔軟に対応しやすいのかなと感じました、両サイドが上がっても阿部が下がれば闘莉王、中澤、阿部の3バックにも出来るし闘莉王があがっても同様に行けるというのは守備を崩さないという点で大きなOptionになるのは大きいですね。
ただ、攻撃に移れなかったのが少しづつのミスが大きいのか・・・。パスが繋がっても最後の精度が悪いのも相変わらずだし中盤でボールを奪われるシーンも多かったし、まぁ強豪相手の試合と言う点では良い試合をしてよくやったと言えるかもしれないけど、日本は結構ヨーロッパの強豪チーム相手の試合だと良い試合を昔からするのでその類なんですけどね、結局勝てないというのも。さてさて次戦は6月4日にスイス・シオンでW杯前最後に親善試合象牙海岸(Côte d’Ivoire)戦、本番見据えた最後のテストマッチ、希望を持たせて色々テストもして本番へ望んでくれぇ!
最後に今日の川島永嗣は素晴らしかった、グッジョブ!
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