THE LAST MESSAGE 海猿 -感想-

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THE LAST MESSAGE 海猿 スタンダード・エディション [Blu-ray] THE LAST MESSAGE 海猿を観てきた。正直先日観た同じくフジテレビドラマの映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! / 感想」があまりにも酷かったので同じフジ系だし、海猿自体前作のLIMIT OF LOVE 海猿の出来が散々だった事もあってどうしようかな?とちょっと躊躇したのですが毎回のようにフジテレビの番宣攻勢+ドラマ再放送+週末の映画にやられてしまい加藤あいを見についつい映画館へ・・・。

 はっきり言って予想より全然良かった。前作よりかは遥かに良かった、これを元から第2作目の映画にして完結編にしても良かったんじゃないかと感じた。内容は公式サイトを読めばいいと思うが上映中のほとんどが海洋プラント内での救出活動に割かれていて完全なる「パニックムービー」色が濃くなっている。前作のような温い恋愛要素はカンナと既に結婚し子供がいることによってかなり少なく家族愛をバックグラウンドにあるんだよというのを表現し「生きて帰る」という最大の難題を強く認識するような感じに描かれていた。「家族が待っている」とね。
 パニックムービーとしても結構テンポが良かった、私は2D試聴だったが3Dならもっと迫力を感じるかもしれないがそこはフジテレビの映画と言うことでまぁまぁ妥協レベルの迫力ではあるが、テンポと視覚効果、音響によって結構ハラハラドキドキという感じは味わえ「海猿」という縛りの中では良いんじゃない?と素直に感じた。たしかにパニック色を強く出しているのかなと感じるだけ合ってストーリー性はやや努ストレートで捻りが少ないとも感じたし、だいたいの流れが予想できてしまうと言うのはちょっと捻りほしかったけど、変に伏線を張り巡らせて訳のわからない映画にするよりかは観客がストレートに感じられる映画になっているのではと感じた。周りの観客(女性)も泣いている人を何人か見かけたので死にそうな仙崎と心配するカンナといういつも通りなんだがそれがいつも以上にダイレクトに響くようには感じた。そう、前作のアメリカでの上映で失笑されたような一分一秒を争う段階での携帯電話でのやや長めの愛の告白というシーンに象徴されたが、あのようなだらだらした展開で萎えてしまうようなことはなく良い具合にその辺も作られていたので。映画自体のテンポ、雰囲気を一気に台無しにすると言うことは全くなかったので個人的には初代海猿とはまた違う面白さを持った海猿に出来たんじゃないかと感じた。
 でもこの評価はパニック映画としての評価です。一応ツッコミどころとか矛盾な点はいっぱいあって、空気タンクあるんかい!とか。あとは国家プロジェクト云々もあくまで背景的要素でしかないのであまり気にする必要は無いと思うが政治的背景は軽い感じです。米国映画だったらすぐ大統領が出てくる位の軽さです。
 ラストシーンはやっぱり海猿で「手と手を握り合う」バディ同士の固い絆的な物はある。前作で吉岡がフェリーの取り残されそれを仙崎が救うと行った流れを踏まえての今回のラストだろうし、それもまた予想通りな感じはしたがなかなか面白かったとは思う。最後のネタバレは避けるが、こんな解りやすい熱いパニック友情家族愛映画もたまには良いんじゃないかしら?
 米国映画だったら誰かが犠牲になって亡くなってあいつは英雄だったと息子に伝え主人公は生還するパターンだけど日本映画だから絶対こんな感じです(`・ω・´)と予想通りな展開です。
第1作目が青春映画
第2作目が恋愛映画
第3作目がパニックムービー
と、言う感じだが実はドラマ番が一番面白かった様な気もする。ドラマはオススメね、ドラマにしたら金かけてるし。

個人的評価☆3.5(パニック映画として)
海猿好きなら行って良いと思う。踊る大捜査線の3とは雲泥の差で間違いなくこっちの方が出来は良い。CGはまぁ邦画だからしかたないけどね〜。 そういえば集団で警察学校の生徒さん達が見に来てました。解りやすいくらいの男だらけの集団が(^.^)

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THE LAST MESSAGE 海猿@ぴあ映画生活

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