1-1
共にJ2に落ちてきた降格組の湘南との対決でした。結果は引き分け。中々勝てない東京は昨年と同じです。
高松を怪我で欠いたためかなりのシステム戦術を変更してこの試合に臨みました。1トップにセザー、2列目右から達也、羽生、草民、ボランチに梶山、徳永、ディフェンスが椋原森重今野北斗、GK権田。しかしこのシステムが結構上手くまわった、開始早々40秒ぐらいでセザーの得点は相手がつききれないうちに奪えたいい得点だったが、それ以外も前節までのように間延びしたDFラインと前線で距離感が酷かった状況から見ると今日は非常にコンパクトになりパスワークで崩したり羽生、草民、達也がポジションチェンジや梶山と草民のいい距離感でチャンスを作ったり、セザーが下がれば羽生がそのスペースを埋めるとか羽生を中心に?と感じたがコンパクトに良くまとまっていい連携が産まれているように見えました。前半は東京ペースだったのではないでしょうか?
後半も上手い具合にスタートしましたが徐々に動きは重くなってくる。特にセザーはまだ90分難しいのかもと思えるくらい運動量が落ちてしまう感じ。しかし湘南が草民を捕まえ切れていないという部分は今回草民を起用した効果がかなり大きかったように感じました。右でも左でも梶山といい距離感を保って顔を出しているように思えました。たしかに相変わらずパスが短くて相手に奪われてしまうシーンは見られたけど2シーズンぶりのリーグ戦は凄く良かったように思えます。
しかし選手交代で東京のバランスが崩れ、東京の左サイドを突破され何故かその時デフェンスに入ったのがセザーで簡単に抜かれセンタリングを上げられるとドンピシャでヘッドで合わされ失点。・・・その瞬間スタジアムの雰囲気選手の雰囲気ががらっと変わるのが見てるだけで伝わるくらいの変な感じ。息を吹き返した湘南に対し一気にバタバタと崩れ焦る東京の姿は昨シーズン同様の見たくない状況でした。今の東京というか昨年から引き続き先制されたら追いつけないのと追いつかれたら一気に崩れる姿は変わってません。ピッチ上に試合の流れを変える選手は居ないのか・・・
今日の試合は追いつかれての引き分けでしたが勝ち点2を逃した格好になってしまい残念ですが正直今のままなら今期一年で昇格というのは誰の目にも無理だろうと言うのは感じられるはずです。監督がどうのこうのだけの問題でもないのも明らかですが、どうにかなるのかならないのか。見てるこっちも解りません。失点したら崩れ過ぎなのはどうした物か・・・。
しかしながら今日良かった点も間違いなくあり前半の戦い方。試行錯誤ではあろうが前節までの監督の好きな電柱+タテポン+サイドからセンタリングが選手の大量怪我人離脱で出来なくなり、今居る選手達の得意なプレーか戦術かを起用したことでなにか道は見えてくるのかもしれないかなと感じました。草民や大竹などの若手が調子に乗り活躍する姿を見たい物です。
後やはり怪我人が多すぎ。
- FW:平山 高松 ペドロジュニオール
- MF:石川 米本 ホベルト
- DF:平松
特にセンターラインの選手が居なさすぎる。平山や高松のセンターフォワードが0って・・・ボランチも米本とホベルト・・・。ホベルトは帰国するほど長引いてるし(でも1年目怪我で棒に振ったブルーノが2年目に活躍してくれたから長い目で期待するけど)、そういえば平松はまだ難しいのだろうか。そろそろ勝利の乾杯で中生ジョッキを飲みたい気分です。
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