2-0
キリンチャレンジカップ日本対トリニダードトバコが国立競技場で行われました。
オシム監督になって初めての試合です。どうだったでしょうか?良かった点は一応報道とかで言われているようにダイレクトパスが多かったですね。ワンタッチでポンポンポン!ってな具合に繋ぎ、ゴール前まで行きちゃんとチャンスに繋がっていたのはかなり良かったのではないでしょうか?ちょっと感じたのはダイレクトパス、オシムの目指すサッカーを選手たちがこだわったあまりキープして動かすって言うのが少なかった気がします。判断が速く受けたらすぐパス回せる状態だったって言うのもあるのでしょう。取りあえず初戦でこのパスをダイレクトで回せたって言うのは見ていることら側としたら「お!すごいすごい」と素直に喜んで良いんじゃないかしら?ただ、先ほども書いたようにもう少しキープできてタイミングずらすって言うのもあるとよかったなぁっていう感じもしますが、取りあえずは良かったですね。
良かった選手は結構居ました。まずは2得点をとった三都主選手。普段私はかなり厳しく書いていますが、今回の三都主は良かった、理由は明白。ポジションがサイドバックじゃなくって攻撃にある程度専念できるミッドフィルダー登録だったのが大きいですね。左サイドハーフやトップ下など色々ポジションチェンジを繰り返し、タイミングを見計らい、先を読んだ計算で2点目をとったシーンはオシムの目指すサッカーがどんなものなのか、なんとなく形になった瞬間なのではないでしょうか?シンプルにサッカーをしているって言う感じですね。難しいことはせずに本当にシンプルでした。でもそれが基本なのでしょうね。まだ第1戦、これからもっともっと色々な形が見えてくるのかと思うと楽しみです。三都主もサイドバックじゃないなら良いんですよ。守備はかなり悲しいので攻撃面を前面に押し出してオシムには使ってほしいと想います。ただ、いつ決定的な失敗をするのかと思うと気が気ではないですが、今日のようなプレーなら良いんじゃないでしょうか?
次は田中達也、全体を通すと前半途中からマークが厳しくなり動きが消えていましたが前半の最初の方は毎回チャンスに絡んでいたように見えました。これからも大期待しちゃう選手です。
中盤の選手もかなりよかったですね。鈴木啓太や闘莉王の守備も良かったですし、激しく削っていましたから良いですね。守備面の連携もブレスが早く中々相手選手がパスを回すところが無く困らせていたシーンも見受けられましたね。
まだまだいっぱい良かった点はありましたが、初戦ですしそんなに書かなくても良いかな?でも取りあえず初戦で有る程度上手くいったのはビックリでしたね。
でも、後半は相手のペースだった部分がほとんどで、ちょっと前半飛ばしすぎたのが効いていましたね。スタミナの低下か、連携が繋がらない部分も多く、相手に押し込まれていたのは残念ですし、勿体ない部分もありました。
さて、初戦としては合格点でしょう、後半はあんまり良くなかったですけど、チャンスも作れていたし、無失点に抑え2得点というのは普通に評価できると思いますね。
今後海外組や、鹿島、千葉、東京等から選手が追加で入ってきたときにまたどの様なプレースタイルになるのかにも興味を持ちますね。まずはオシムジャパンが無事にスタートを切ったのを良しとしておきたいと思います。船出です。ゴールは南アフリカ大会。4年間に及ぶ旅が今日から始まりましたね。オシムが4年間監督のままで居るのか、それも今は解りませんが、とりあえず応援していきましょ!頑張れニッポン!
次は16日のアジアカップ最終予選、対イエメン戦です。今度は公式戦。2試合目が公式戦という状況ですが、選手監督、頑張ってもらいましょう。応援しますよ!
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