憑神　-感想-

　憑神(つきがみ)の映画特別鑑賞券を今月初めに新聞屋さんから頂いていたので期限が今週末だったこともあり観に行かないのは勿体ないので内容全く知らないのですが観に行ってきました。

別所彦四郎 – 妻夫木聡
別所イト – 夏木マリ
別所左兵衛 – 佐々木蔵之介
別所千代 – 鈴木砂羽
おつや（死神） – 森迫永依
井上八重 – 笛木優子
小文吾 – 佐藤隆太
九頭龍（疫病神） – 赤井英和
甚平 – 香川照之
伊勢屋（貧乏神） – 西田敏行
勝海舟 – 江口洋介

　感想は面白かったです。幕末が舞台で尊皇攘夷やら徳川幕府崩壊、明治維新への辺りなので登場人物や時代背景は比較的に解りやすかったです。思った神社ではなく主人公の勘違いでお参りした神社が悪い神様「貧乏神、疫病神、死に神」を祀った神社だったばっかりに次々に主人公に降りかかる災難、その災難をもたらす神様たちと主人公妻夫木演じる別所彦四郎とのやりとりが面白いですね、周りを固めている役者たちも演技力豊かな方たちばかりで安心して映画に入り込めました。

　内容を全く知らないで行ったのでこんなにギャグ満載な映画だとは知らずに普通に楽しめました。他の観客からは笑い声も聞こえてましたしホントなかなか面白い映画でした。あんまり人気がないのか映画館での上映回数は各館1〜2回で朝っぱらだったり夜だけだったりと悲しい上映回数と時間ではありますが、それでも若干はお客さんも入っていたように感じました。

　ちなみに無料券で行ったのですがその映画館での上映回数が少ないこともありリッチなプレミアシートという他のホールより高級感のあるところでみられましたしサイドテーブルや、膝掛けなんかも用意してあるし、シートはリクライニング。最高な鑑賞環境でしたよ。ちなみにみたのはTOHOシネマのプレミアスクリーンです。オススメな劇場ですよ。