2011 J2 第10節 ヴェルディ vs FC東京 (ダービー)

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FCニッポン0-0FC東京
 2008 J1 第22節以来の東京ダービーです。前回の対戦は後半ロスタイムに失点し負けるという悲惨な負け方でした。さて、3年ぶりの東京ダービーはJ2最下位と13位の最弱東京ダービーです。勝った方が上じゃなくって負けた方が下。そんな東京ダービーは日本で唯一の本当の本拠地が全く同じスタジアムでのダービーマッチと言うことで、色んな意味で注目されますが・・・
 今日はホームがヴェルデー、アウェーが東京です。試合内容は前半最初は東京が結構チャンスを作り良いところまで行きかけますが、前半のほとんどの時間はヴェルディペース。ほとんど中盤を支配され東京はミスが続きパスも繋がらない。前線にさえ運べないという状況。ヴェルディにパスを繋がれ決定的な場面を作られるも相手もやはりJ2最下位なだけあってミスも多く助かる。
 後半開始早々からヴェルディがやはり責め立ててきて東京はいいところがまるでない時間帯が続く。そんな時くだらないファールとシミュレーションで二枚目のイエローを貰ったセザーが退場。ますます東京に暗雲が立ちこめるが、1人少なくなったことで10人がそれぞれ役割がはっきりしだし選手交代やポジション変更などで徐々に良い形が作れ始めてくると、後半残り15分くらいはかなり良い形も出来、振り構わず東京も攻撃出来ていたように思えました。しかしながら得点力不足がかなり酷くペナルティエリア内での決定的な仕事はだれも出来ず終了。結局スコアレスドローとなりました。

 東京がボール奪い良い形になりそうな時に酷いミスでヴェルディにチャンスを与えるもヴェルディも酷いミス。両チームとも酷かった。はっきりいって史上一番酷い東京ダービーを見たような気がする。J2でも28000人も観客が入り凄まじい雰囲気の中での東京ダービーが試合内容は散々。そりゃ両チームともJ2だわ。特に選手の層を見る限り誰の目にも東京の方が有利に見えるだけに深刻度は高い。もちろんダービーだから戦力差関係なく今までも試合の決着はついてきたわけだが、それにしても東京の試合のほとんどの時間帯の内容は酷い。
 中盤でパス繋がらなくてロングボール多様の縦ポンサッカー。ロングボール戦術なのに前線でボールおさまらないからすぐロスト。両サイドからセンタリングも制度低く中の選手と全く合わない。
 それに相変わらず10番のプレーが雑。パスミス、判断遅い、ダイレクトパスが味方を欺いるし、DFラインの横パスを浮き球ダイレクトパスが強すぎてサイドライン割るって何よ?なんなの?
 とりあえず今の東京サッカーは見ていてなんの躍動感もない。確かに攻撃の軸だった平山、中盤の要だった米本が怪我で長期離脱したけどその前に1ヶ月以上震災の影響で中断期間があったはず。それなのに平山システム以外攻撃の形を作っていなかったのか?と疑問に思う。確かに助っ人外国人の調整不足、怪我もあるけど、それにしてももっとどうにかならなかったのかしら? 今居る選手が大熊監督のサッカーにあって無いのか。大熊監督の戦術がダメなのか?選手がダメなのか? 色々バラバラである。サポもバラバラである。
 でも、最後に思うのはやはり東京ダービーは東京ダービー、殺伐とした雰囲気の中の青赤と緑の対決は必要。これぞダービーと言われるくらいもっと殺伐でもいいのかも。フロンターレとの多摩川クラシコもいい雰囲気だけど、レッズとの対戦も殺伐感は凄いけどやはりダービーはダービー。違うのです。しかしヴェルディも存続危機から立ち直りつつある訳だし両チームともJ2最下層でやるダービーにしちゃいかん。いつの日かJ1の上の方の順位でまたガチガチのダービーを見せて欲しい物である。そうしたらもっと東京のサッカーが盛り上がるのにね。

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