World Cup 2010 25日目 決勝 Campeonato español

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祝! スペイン初優勝!

オランダ対スペイン

  • 誰んだ?おらんだ!0-1スペイン
     ついに今大会の最後決勝戦が行われた、結果はスペインが延長後半にまさかと思う時間帯に決勝点をぶち込んだ。前回のエントリーで予想したとおり1-0ならスペインの勝ち、複数の点の取り合いならオランダが有利と書いたとおりの感じでした。決勝トーナメントではずっと1-0で勝利し続けてきたスペインが決勝でも見た目は華やかなパスサッカーではあるが実はかなりの堅守サッカーでしたからスペインが勝利なら1-0でしかないなと感じてました。
     それにしてもスペインのポゼッションを極めた自分たちのサッカーで初戦は落としたけれどスタイルを変えず決勝まで物にしたというのは非常に素晴らしい優勝と思います。 しかし対するオランダも正直私は応援していた。個人的なサッカースタイルはスペインサッカーの方が確かに面白かったが、オランダの勝利という結果を目標としてスタイルを崩してでも勝負に徹していた戦い方も好きだった。正直書けばトーナメントを勝ち進むにはスペイン型ではなくドイツやオランダの様なスタイルのサッカーの方が間違いなく結果を残せるとは思うからだ。しかしそれをも上回るパスサッカーで優勝をももぎ取ったスペインには賛辞の言葉しかない。ただ、あえていうなら今回の審判もジャッジミスやカードの判定が良く解らない主審だったのも感じたので延長戦でのオランダのFKがスペインの壁に当たってラインを割ったのにCKではなくゴールキックの判定だったのは審判の誤審、あれがオランダ選手の気持ちを削いでいった感じも否めないので審判のジャッジは本当にジャブのように徐々に選手の精神状態に景況をあたえる物だなと感じました。
     スペインには賛辞の裏に感じたこともある。やはり解説の中田英寿さんも言っていたが国の代表と言うよりかはリーガエスパニョーラの選抜チームでバルセロナとレアルマドリード連合チーム+αという感じしかしなかった。もともとスペインという国自体が複数の民族の自治体連合であることから日本人には理解しづらいような争いもある国。そのスペインが独立運動さえ有るのに民族や風俗、言葉の壁を乗り越え1つの連合国家として優勝カップを掲げたことは確かに大きいかもしれない。しかし準決勝でドイツに勝利した後の振る舞いを見たときにスペインにチームを応援したいという気持ちは薄れたのも正直感じたことである。あんまり政治的なことや選手個人個人の振る舞いを感じてしまうとやはりつまらない物になってしまうのでサッカーの試合のみを楽しんだけどね。
     オランダは涙を呑んだけど、惜しかった残念。スペインはこれで名実共に無敵艦隊という呼称が名前負けにはならなくなりましたね。

トーナメント表

ラウンド16 準々決勝 準決勝 決勝
                           
           
ウルグアイ ウルグアイ 2
こりあ 大韓民国 1  
ウルグアイ ウルグアイ 1
(PK 4)
  ガーナ ガーナ 1
(PK 2)
 
メリケン アメリカ合衆国 1
ガーナ ガーナ 2  
ウルグアイ ウルグアイ 2
  誰んだ?おらんだ! オランダ 3  
誰んだ?おらんだ! オランダ 2
スロバキア スロバキア 1  
誰んだ?おらんだ! オランダ 2
  伯剌西爾 ブラジル 1  
伯剌西爾 ブラジル 3
チリ チリ 0  
誰んだ?おらんだ! オランダ 0
  スペイン スペイン 1
アルゼンチン アルゼンチン 3
ドンタコス メキシコ 1  
アルゼンチン アルゼンチン 0
  ドイツ ドイツ 4  
ドイツ ドイツ 4
イングランドイングランド 1  
ドイツ ドイツ 0
  スペイン スペイン 1   3位決定戦
パラグアイ パラグアイ 0
(PK 5)
日本 日本 0
(PK 3)
 
パラグアイ パラグアイ 0 ウルグアイ ウルグアイ 2
  スペイン スペイン 1   ドイツ ドイツ 3
スペイン スペイン 1
葡萄牙 ポルトガル 0  

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