World Cup 2010 ２１日目　準々決勝 ドイツ圧勝 スペイン辛勝

アルゼンチン対ドイツ

• 0-4
  　強豪同士の対決、何度もワールドカップでは対決し名勝負を繰り広げている両国。今回の対決もすごい接戦になるのかと思いき・・・ふたを開けてみたらドイツ圧勝。組織的に堅守速攻＋個人技＋決定力。この組織化されたドイツは強すぎた。対するアルゼンチンは今大会ずっと見てて思ったけどメッシ中心過ぎる上に個人技での突破が多すぎるチームだったように感じた。ドイツのように次から次へと連携しスペースへ選手が飛び出してくるのではなく、アルゼンチンは個人での打開が多すぎたようだ、完全に蓋をされてもメッシは突破してくるけど流石に難しいし、テベスも個人技になってしまっている、パスの出し所を完全にドイツがふさいでしまっているからこそ個人技だよりになっているのだろうが、それに自分の攻撃が終わると守備をしないメッシと効果的に守備をするクローゼやポドルスキとの違いも垣間見えた、戦術的、組織的な差が大きすぎたようだ。個人技と知名度ならおそらくアルゼンチンだが、やはり今回大会のドイツは強い。今回だけじゃないな・・・ドイツは前評判以上にワールドカップになると予想以上に上位へ食い込んでくる、優勝回数も準優勝回数もブラジルやイタリアには及ばないが西ドイツ時代からの強さには代わりがないようです。　アルゼンチンもイングランドも弱い訳じゃなかった、ドイツが今回とても良くまとまりベテランと若手が上手く融合し戦術も浸透していて4年間チームが成長してきたんだなと言うのを感じる。何でドイツはこうトーナメントの大会にこんなに強いのだろうか・・・・2002年は準優勝、2006年は3位、そして今回もベスト4進出と世代交代をしながらも戦力が大幅に落ちることがないというのがドイツのすごさだなぁ・・・・4年周期の大会を完全に物にしている、理由を知りたい物である。ただ、残念なのはこれで話題の多い楽しませてくれたアルゼンチン、そしてマラドーナが大会を去るというのは残念ですね。

パラグアイ対スペイン

• 0-1
  日本を破ったパラグアイがスペインに挑んだ大会でしたが、この試合も両チームともPKに失敗するというまさかの展開でしたが、スペインが見事に１得点で試合を決めました。しかしながらパラグアイにしたらもしかすると勝てたかもと言うような展開の試合でもあっただけに日本を負かせたパラグアイがスペインを破るという展開を期待していただけに少し残念でしたが、スペインでもパラグアイの堅守を破るのが中々難しいのだというのが見られて良かったです。

　これで今大会好調と言われた南米勢、さらにそのなかでも優勝候補筆頭の2カ国ブラジルとアルゼンチンがまさか2カ国ともベスト8で消えてしまうとは・・・正直どちらかは決勝に残ると思っていました。南米有利かと思っていたら欧州勢の巻き返し、なかなか先の読めない大会ですね。結局ベスト４が出そろってみると南米１ヶ国ウルグアイのみ、逆に不調と言われてきた欧州勢は３チーム残った。欧州勢はやっぱり強かった。

トーナメント表

ラウンド16

準々決勝

準決勝

決勝

ウルグアイ

2

大韓民国

1

ウルグアイ

1 (PK 4)

ガーナ

1 (PK 2)

アメリカ合衆国

1

ガーナ

2

ウルグアイ

–

オランダ

–

オランダ

2

スロバキア

1

オランダ

2

ブラジル

1

ブラジル

3

チリ

0

2

–

2

–

アルゼンチン

3

メキシコ

1

アルゼンチン

0

ドイツ

4

ドイツ

4

イングランド

1

ドイツ

–

スペイン

–

3位決定戦

パラグアイ

0 (PK 5)

日本

0 (PK 3)

パラグアイ

0

3

–

スペイン

1

3

–

スペイン

1

ポルトガル

0