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注目が集まった欧州組み四人が先発でしたが、稲本も中田浩二もシーズン終了直後と言うことでコンディション良くなかったように見えました。試合でも全然目立った動きはなかったし、左にいた中田と右の駒野との差が明白でしたね、それに稲本も慣れないポジションだったように感じます。とにかくあんまりかみ合っていなかったのでもう少し時間が必要だとは思う欧州組みとの融合ですね。そうなるとやはり国内組みで基盤を築いたと言うところが重要だと言うことが痛いほど解りますね、国内組みで基盤を築いた所に欧州組みを融合させる。理屈として全然解る計画ですね。
中村俊輔は調子悪かったですね、あんまり良いところはなかったけどさすがは俊輔、一応こなす部分はこなしてプレーしていました。ただ決定的なミスも犯していて危うく失点と言うところは「おいおいおい」と突っ込み満載でしたね。やはり怪我の影響で本調子ではないのでしょう。
それにしても今日一番良かったのは誰の目にも高原ではないでしょうか?スシボンバーですよ。いやぁ強くなったなぁ高原。動きも切れてるし、当たりも強いし、本当に良かった。これが1年前のワールドカップの時だったらなぁ・・・・と感じてしまうとても良い動きでした。ワントップと言うことで負担はかなり多かったけど良く動いていて好感触ですね。
国内組みではCBの阿部と中澤は安定していたし鈴木も言い守備でした。サイドは駒野も後半から入った今野も安定していますね。予想外って言う動きはないけど、この安定性は重要です。
試合自体は前半は散々、どうにもこうにもColombiaの猛攻を止めるのが精一杯だし、ミスだらけだし、連携出来てないし、動けてないし、パス出せないし、ホント散々というかColombiaが二回りくらい上のプレーでした。もう散々でした。後半選手交代で羽生と今野を投入したことで一気に試合が安定してきていました。落ち着いたという感じでしょうか、連携も繋がり始め一気に後半で形勢逆転。こうも流れが変わるとはサッカーとは難しいスポーツですね。特に素晴らしい連携が繋がった高原→羽生(スルー)→俊輔→遠藤→憲剛がシュート→外れる。このシーンはようやくなんか良い形で繋がった所ですね、これが入っていたら後々まで語られる良い連携だったと思います。
それにしてもやはりコロンビアは強かったですね、コルドバ出ていなかったけど、それでも強豪。プレーを見ていても先を読んでパスまわせるしかわせるし突破してくるし連携も良いし、足下も上手いし、もうコロンビアは強い。でもそんなコロンビア相手に前半はどうでも良いとして後半だけ見た場合はかなり優勢に攻め込めていたわけですからホームでの試合と言うことは覗いても日本は良い試合をしたのではないでしょうかね。それだけに前半のミスだらけが残念というか気になる試合となりました。
それにしても強豪国には全然勝てませんね。ただ、下手に勝ってしまうと日本は強いと勘違いしてドイツの時のようになるので強いか弱いか解らないくらいが日本にはちょうど良いのですよ。強いに越したことはないですけど・・・最後に強豪国に勝ったのはいつだったかしら・・・・
さて次は来月開催されるアジアカップです。アジアカップ代表は誰になるのか、誰が選ばれ誰が選ばれないのか・・・高原はチームが渋っていることで微妙なようですがなんとかアジアカップ出て欲しいところです。
その前に一番重要なキリンカップ優勝おめでとう!久し振りのキリンカップ優勝はアジアカップへ良い弾みがつきました。
KIRIN CUP SOCCER 2007結果
- Japan
- Colombia
- Montenegro
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