２つある物は・・・・〜難聴に注意〜

　最近よく、難聴問題を目にする。iPodとかに最大音量調節機能がないとか、そんな訴訟まで起きちゃうご時世だ。ヘッドフォンで音楽聴くとだいたい難聴になるので注意してくださいね。クラブ好きの方なんかも耳には要注意！ヘッドフォン難聴って奴ですね！　さらに、ウイルス性で難聴になる方もいれば、原因不明の難聴もあるわけだ。

　さて、実は私は右耳が聞こえない。左耳に聴力を「１」として考えた場合右耳の聴力は約「1/8000〜1/10000」程度の聴力しか有りません。骨伝導だと少し聞こえたり、低音域の周波数だと何となく聞こえる程度である。要するに限りなく０に近い聴力しかないのです。
　大人になってから聴力を失うと三半規管もダメになった場合は、平衡感覚を失い真っ直ぐに歩けなくなったりするぐらい耳というのは大事な器官なのです。鼓膜だけならそんなことはないでしょうけどね三半規管はやられないようにしてください。

　私の場合は耳が聞こえなくなった原因は当初不明だったのですが、生まれたときは正常だったと思われます（記憶にない）。で、３才頃におたふく風邪にかかったのだが、その時そんなに腫れ無くって、ちょっと両側の顎の付け根当たりに「こりこり」としこり上の物が出来たと母が言っていたのだが、その時におたふく風邪の細菌が耳に感染したのだ。そう、三歳の時点で私は右耳の聴力を失った。

　幼少期に聴力を失った私の場合は、成長過程だったので左耳だけでの平衡感覚を養うことが出来たようだと、小学６年生の頃医者に言われました。１２才以下で聴力が発達しきる前に聴力を失った場合は、もう片方の耳だけでその機能を補うようになる。と言うことでした。

　そんなわけで私の場合日常生活に何の支障もない。あるとしたら右側から話しかけられると聞きにくいので左耳をぐいっと、相手側に剥ける変な聴き方にはなるのと、電話中に話しかけられても全く聞こえない。そのくらいである、あ、後は一生ステレオで音が聞けな、ずっとモノラル状態ですね、まぁ生まれてこの方記憶のある範囲ではステレオで聞いた経験をしていないので、たいした問題ではない、おかげで左耳は地獄耳なくらい良く聞こえるのだ。

　中学生の頃担任の体育教師に言われた言葉があるがある。
「人間の体に２つある物は、１個が無くなっても大丈夫なように２つあるんだ。」
そう、普通の人がそんなこと言っても、何にも思わなかったんですが。その担任の先生は、片目が義眼でした。そんなわけで先生も非常に苦労されたのでしょう。その言葉に非常に重みがありなんとなく救われましたね。

　そんなわけで、大音量で音楽聞いてるあなた。難聴には気をつけなさい。大人になってから軟調になると大変らしいですよ。

　たまぁに私は、風邪を引いたときなどに副鼻腔炎や中耳炎になることがあるのですが。そのときは耳がボーボー言って非常に音が聞きづらくなりますからね。健聴者野方が突然片耳の聴力を失うことを考えたら一応考えてボリューム調整してね！

ほら、最近芸能人の人も原因不明でなんとか病って言う難聴になる病気にかかって新聞やニュースとかに載るでしょ？それに、私の周りにもヘッドホン難聴な人が数名いるので・・・。そんなんで気になってみました。

　＊大音量で音を聞きすぎた難聴と、ウイルス性の難聴、突発性の難聴では種類が異なりますので勘違いしないでください。突発性は原因不明とかが多いと聞きます。

参考リンク
Yahoo!ニュース – サンケイスポーツ – 小川範子、アルバム発売記念イベントで難聴療養を告白
難病情報センター/突発性難聴
とつなん日記
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