機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に -感想-

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ついにepisode1から4年もたってepisode7が公開されました。前作episode6からは1年2ヶ月ほどか・・・長すぎな気もするが、ついに最後だと思うと感慨深くもある。そんなわけでepisode7を劇場鑑賞してきました。これで1〜7全ての作品を初日に劇場観賞することが出来ました。
 感想としては非常に面白く、劇場での本作上映時間90分間はあっという間で時間を過ぎるのを早く感じました。作品冒頭の戦闘シーンからリディ、マリーダのあたり。ストーリー核心部分のラプラスの箱のシーン。終盤のフロンタルとの戦いからグリプス2とエンディング。どれを取ってもこの作品の重要な部分が満載であり見逃せないところばかり。今までガンダムを見てきたならば最後までちゃんと見るべき素晴らしい作品が完成しましたね。オススメです。
 人物描写もオヤジ達がやはり最後まで格好良かった。今作品もオットー艦長、ジンネマン、コンロイ、ガエルとみんなオヤジ達が一生懸命バナージを守っている。宇宙世紀ガンダムはだいたい母親的女性的な物への話が多かったが、そのなかでUCは父親、父性への宛方が秀逸であり、それがまた良いところでしたね。
 あとは声優の話ですが、永井一郎さんの声が聴けたのは良かった、アフレコ間に合っていたんですね。とにかく長い間サザエさんの波平を始め、初代ガンダムから色々お疲れ様でした。


 以下ネタばれ含みますが、流石に全部が全部諸手を挙げてって訳では無く色々と気になるところもあったわけで。正直一番な引っかかりはララア、アムロ、シャアの宇宙世紀ガンダムの根本に関わる部分は富野監督以外ではやって欲しくなかったところでもあるんですよね。ニュータイプ的死後の世界観みたいに扱っているけどそこにはちょっと違和感がある。挿入歌の「ビギニング」は予想外で良かったけどね。ニュータイプの描写でのやり過ぎ感は多かったかな?ミネバのテレパシーやマリーダの裸でお礼言いに来るところ、リディを救ったり、コロニーレーザー受けしてるところへの登場など、すごく感動的で良いんだけど、ちょっと気になるかなぁ。この作品全体的にだがキャラクターに説明させすぎ。
 その他ではキャラクターの表情かな?UC当初からキャラの表情で語らせる的な演出は多かったけど、ep5あたりからその演出が露骨というか多すぎ、しかも結構間を取っての演出が狙いなんだろうけれど表情豊かにしすぎで逆に「おいおい」って感じてしまった。全体的にユニコーンはやり過ぎなのかもしれない。宇宙世紀をがっつり掴んだ作品であるからだろうが、もう少し抑えて欲しいところもあったかなぁ・・・。

兵器&モビルスーツとか

今作もいろいろなモビルスーツが活躍していましたね。宇宙世紀祭なだけ有って実にレアな物から懐かしいところまで。コロニーレーザーのグリプス2を始め、モビルスーツでは1stからゲルググ ダブルゼータからリゲルグ、バウ、ザクⅢ、ガザC、ガザD、、ガゾウム 逆シャアからはヤクトドーガ、MSVからΖプラス、シルヴァバレト、閃ハサからはグスタフカール、と出は出るは、まさかこいつも?と言うような所を出すのはお祭りだからでしょうか?なかでも作品冒頭の戦闘シーンで活躍していたバウ!この合体変形シーンはダブルゼータ時代を彷彿とさせるプラモ売れるよ!的なシーンで非常に大好きです。それ以外には閃光のハサウェイに出てくるグスタフカールですが、次世代の兵器としては修復されたクシャトリアのファンネル部分に装填されていたファンネルミサイルの技術も、次世代の閃光のハサウェイで確か出てくるはず。宇宙世紀次世代へ繋げているのでしょう。しかし良い戦闘シーンでしたね。そういえばローゼンズールのサイコジャマー機能は初登場?ローゼンビットみたいでしたね。

対ネオ・ジオング フルフロンタル

 対ネオジオング戦は色々不可解すぎる。ネオジオングの兵器を使用不可能にする輪っかのとか、敵MSに触手伸ばして操るとかいまいち謎な技術が一杯出て来たけど、相手を操る触手は何かガンダム的に違うかなぁ・・・、とちょっと感じました。ネオジオング戦では他にも殴り合いというか肉弾戦のシーン、ユニコーンやバンシィの動きが生物的すぎて違和感満載、手刀で挿したりパンチでぐしゃっとなる腕、MSとは思えなさすぎてあれは無いわ。
 他にはバナージを連れて時を見に行ったシーン。あれはカミーユがシロッコに連れて行かれた奴的な感じだったのかな?カミーユは取り込まれてしまったけどバナージは「それでも」と言い続けたことによって「光を与え」ララアを呼んでシャアの亡霊から託されたから戻ってこれたのか。色々不可解なところが多いシーンでしたね。
 というか、冒頭でも記したが、シャア、アムロ、ララアの部分はちょっとなぁ・・・。ここ出さなくても良い作品で終われたであろうに。

疑問点

 描写でいまいち良く解らないところもあったが、コロニーレーザーを防いだユニコーンのサイコフレームが一杯出ちゃってる奴はどうした?溶けて暴走か?さらにはリディが言った「産まれたばかり」的な言葉。バナージはサイコフレームに取り込まれ熔解し親父に抱かれて行ってしまいそうになるところをミネバが来たことで戻ったのかな?なんかエヴァみたいだなって思ったわけで。

音楽

相変わらずの素晴らしい音楽だったが、1〜7通して主題歌としては7(StarRingChild
)はあ弱いかなぁ・・・6が良かったから今回の7は少し弱い。ちなみに1〜7通してだと1番良いのは1の流星のナミダかな?次は3のmerry-go-roundかな?

どのエピソードが好き?

結局ガンダムユニコーン全部通して面白かったけど、episode事にやっぱり差はあったかな?全部通して見た中の順位としては

  1. episode1
  2. episode3
  3. episode4
  4. episode2
  5. episode7
  6. episode5
  7. episode6

こんな感じ。全部良いんだけど、やはりepisode1のワクワク感、お帰り宇宙世紀感は他には無かったかな。episode1でしっかり心わしづかみにされましたからね。

最後に

 しかし何はともあれ1〜7まで全部ガッツリ見て、これはやっぱり面白かった。ep5以降はちょっと・・・と思うところもあったけれど、帰ってきた宇宙世紀ガンダムを一杯楽しめる。本当にお祭り騒ぎ的なガンダムが終わったと言うところですね。祭に乗れたことを嬉しく思います。1〜7通して☆4.5個!素晴らしい見るべきです。

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《機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」》@ぴあ映画生活

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