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日本代表を見続けてきて&これからの日本代表

 ブラジル戦を終え前回の日韓大会から四年間のジーコジャパンが終わった。私は恐らく一試合も見逃すこともなく見てきた。2002年の初戦からブラジル戦まで全部だ、中にはアジアカップで連覇を飾った奇跡や欧州遠征でイングランドやチェコと好ゲームを展開したり、昨年のコンフェデでのブラジル戦での2-2ドロー。W杯直線のドイツ戦。良い試合はいっぱいあった。なのにもかかわらず一番大事な本大会での大失敗。敗因はいっぱいある。

 ジーコの監督としての未熟さ、これはまずある。選手交代のへたくそさ、チームを作り上げる手腕の乏しさ。でも上手く回るときもあったが安定せず、選手を完全にまとめ上げることが最後まで出来なかったのも痛い。実質的リーダーをおけなかったし、まとまりがなかった代表でしたね。

 選手の気持ちの問題。今回最後まで闘志を失っていなかったのが中田英寿と川口の二人だけ。後の選手は失点するともう気が動転してしまっている。主将の宮本さえあたふたしてしまっているし、下を向いちゃっている。気持ちが打たれ弱い選手ばかりだった。フランスを経験し、あのときの代表から闘志を受け継いだ中田と川口だけが気持ちが折れていなかった。

 悪かっただけではない。ジーコの功績も大いにあるのも確か、自分で考え対応するという日本人には難しい戦略、姿勢を選手に植え込む努力を行った。ただし、あんまり上手く機能しなかったのは残念だが、アジアカップなどアジアでは一時期最強まで行っていたのも確か、しかし世界レベルにはほど遠かったようです。

 選手間の溝、これは埋まらなかったようですね。中田英寿が最後まで孤独だった気がします。世界で一番戦ってきた男の言うことが他の選手に理解されにくかったし、有る意味敬遠さえされていた。問題点を指摘してもそれを素直に聴く姿勢もなく、変な意地さえ見えた。海外組がなんだ!的なね。その辺が上手く回っていたら違ったのかもしれない。実質的リーダーになれなかった中田、全選手を上手く機能させられないジーコ、崩壊しちゃう宮本。

 調整の失敗、これは今大会顕著に表れていました。中村俊輔を筆頭に調子をピークに持ってこられなかった、体調管理が出来ないとはなんてことだ!と思うし、その選手を最後まで先発フル出場させた監督も原因だ。控えにも小野や遠藤中盤の良い選手が居たのに、風引いて熱のある選手を使う意図がわからなかった、世界最大級の大会でそんなもんで勝てるほど甘くはないのに・・・。

とにかく今大会は全てが上手く機能しなかった。選手間の糸が一度切れると二度と復活しない精神的なもろさがとてつもなく出てしまった大会で最後の最後集大成が一番しょぼいジーコジャパン。4年間があ!っという間たった3試合で崩壊してしまい終わってしまった。あっけなく。奇跡は起きるはずもなく、苦悩の3試合。最悪でしたね。

 果たして日本代表はフランス。前回大会の日韓大会から成長したのだろうか?日韓大会はHOMEだし、対戦したロシア、ベルギー、チュニジアと今回やフランスの時と比べると簡単な相手ではあった。だから成長という面ではフランスから比べないとならない。主催国は優遇されているのでね。フランスから比べるしかないでしょう。成長、成果、結果は勝ち点1を初めて上げたって言うことだけです。勝てる試合を落とす詰めの甘さは最悪で、成長したとは言い切れない。技術的には前回までの2大会に比べたら飛躍的に今回の方が素晴らしい技術を持った選手が居た。しかし気持ち、精神力はフランス大会の時が最大だった。連携、システム、戦略、組織、采配は日韓大会の方が良かった。決まり事がないというのは日本にはまだ早すぎる。日本はブラジルじゃないのよ、あくまで日本は日本らしさを追求するしかないのに無理にブラジルになることなんか出来ない。

 ならばどうする?ブラジルはブラジルだ。日本は目指すべき物が違う。一人の技術だけで試合展開を覆す技術はまだ無い。ならば目指すサッカーはメキシコの組織力、アルゼンチンの決まり事。日本にはこの2ヶ国の戦略を植え付けて欲しい。身長的には日本より低いこの2ヶ国は技術面では確かにすごい、だが、試合を上手くコントロールする能力はもちろんのこと、組織が素晴らしいのだ。個だけではどうにもならないことを組織+個で突破している。さらには次回大会へ向け世代交代だ、これにはかなり課題が残っている気がする。トルシエはオリンピック代表監督など若手も育成し稲本や中田浩二などを育て本大会のA代表で使ったり若手を育成したのだ。しかし、今回のジーコ監督はA代表しか見ず、若手を起用することはほとんど無かったし、アテネ世代からは茂庭と駒野だけという結果だったし、黄金世代を若手が追い上げることも出来なかったのだ。

 そんなわけで次期代表監督は若手育成を頼むからやって欲しい。平山相太とかがどうなるのか、森本や闘莉王、田中達也、松井、阿部勇樹、大久保、彼らが四年後おそらく脂がのり選手としてはピークな時期だ、どう転ぶかは解らないがその世代を中心に中田中村小野稲本の三十路世代がどう絡み、さらにはもっと若手の世代も融合できるのか。おそらく4年間でこの課題を克服は出来ないだろうし、難しい問題なのですがなんとか次期監督にはお願いしたいことである。

 最後に、今回の日本代表、お疲れ様でした。良く最後まで戦い続けてくれました。感動を与えてくれたり、失望したこともあったり、結果は一次リーグ敗退で終わってしまったが、素晴らしい選手たちなのは言うまでもないし、下を向く必要もない。控えで最後まで試合に出られなかった選手ももちろんジーコ監督に呼ばれて今までこの4年間に代表になった全選手、コーチ、スタッフ。お疲れ様でした。もちろんジーコ監督も。そしてありがとうございました。どんな風になろうとも日本代表は日本代表。最後まで応援はしますよ。今までもこれからも。

 間違っても戦いを終えて帰国してくる選手に罵声を浴びせたり、空港で水掛たり、生卵ぶつけるようなことはしないでね。フランス大会の時の城みたいなことはしないで欲しい。それが今の願いです。戦っているのは選手、サポーターは応援するのが仕事なのですから。批判はするがそれ以上やっちゃいけないのです。

 四年間長かったけど、早かったなぁ・・・・・お疲れ様でした。

 ただ・・・悔しいのは日本サッカーはこんなもんだって世界に思われるのが悔しい、みんな思ってる日本はこんなもんじゃ無い!って。もっと出来るはず。まだまだだよ・・・。もっと出来るよ・・・。

さ!W杯の残りを楽しもう!こうなったらイタリアにオーストラリアをやっつけて貰い、ブラジルに優勝まで突き進んで欲しい!韓国にはアジアの意地を見せて欲しい。

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Comments:3

Stylish jam - Blog 06-06-23 (金) 23:30

そして終わったニッポンのW杯。

さて、と。・・・朝デス。おはようございます、みなさん(眠)。
昨晩は早めに就寝して試合前に早起きして観戦した人も多いか、と。
いや、チェコVSイタリア戦のおかげで寝てない人も多いのか(笑)。
ボクは今日は寝るつもりだったんだけどね、寝られませんでした


vivid glows 06-06-24 (土) 10:23

サッカー ワールドカップ 日本 VS ブラジル 涙の中田英寿

ジーコジャパン、散る玉田の先制点で夢を見たのもつかの間、怒涛のゴールラッシュで完膚なきまでに力の差を見せつけられました。残念だけど4年後にまた期待しま


kasumidokiの日記 06-06-24 (土) 21:17

F組ブラジル対日本。

サッカー、ワールドカップW杯、14日目ブラジルvs日本。
ドルトムントにて。第3試合。

えー、もうクロアチア先制点?2分、スルナ。

(先発メンバー)
GK=川口能\活(磐田)、
DF=加地亮(G大阪)、坪井慶介(浦和)、中澤佑二(横浜)、三


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