小顔故の運命

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最近の若い子達は小顔になりたいと思っている人が多いと思う。小顔小顔って。メイクでも小顔に見えるようにみんな頑張ってる。でも要するに小顔というのは顎(あご)のサイズによって結構決まっているのである。どうしてもエラが張っていたりほお骨が高いと顔が大きく見えがちで整形手術で骨を削ってまで小顔にする人もいるくらいなのだが。小顔って良いように見えるが小顔故の悩みって言うか生物学的な医学的な運命もあるのです。
自慢じゃないが私は小顔。でも小顔で特に良いこともない。顔が小さすぎて気持ち悪いって自分じゃ思うが(写真とか見ると)周りは羨ましいというけども本人特に男だし小さくて良いことはない。
遺伝による物が多いのだと思うが小顔故に顎が小さいと色々と問題がある。とりあえず歯の生える場所が少なくなる。でも普通に歯は生える。どうしても生えない歯がある。第八の歯「親しらず」である。しかもほんのりと顔を出すこともなく真っ直ぐに生えることなど無い。(個人差はある)
要するに普通の歯に対して90度真横に奥歯を押す形で歯茎の中に埋まっているのだ。まぁ歯茎の中だから虫歯になる心配は皆無で抜かなくて良い物が多いのだが、一度その親不知の部分の歯茎が炎症を起こすと大変なのである。
炎症止めや抗生物質などで炎症を抑えるのだが、一度なると繰り返していく。あまりにも何度も何度も繰り返し炎症を起こしていると最悪入院しての手術が必要になるのだ。そんなわけで結構潜在的な患者さんはこの「横向き埋没親不知」にかんしては多いと思われる。そんなわけで炎症を起こし始めた人は早めに抜くことがオススメらしい。でも下あごの歯を抜く場合は結構覚悟が居る。神経を傷つけしばらくしびれが取れないと言うのだ結構後遺症が残る確率も高く専門的な口腔外科の先生と相談が必要なのである。
そうではない場合のほうが多いのでそこまで気にする必要はないのだが、抜けるのなら抜いてしまおう!そんなわけで私は大学病院と都立病院の口腔外科を受診したが・・・・「抜く」という判断だった。
ちなみに以前普通の町の歯医者さんで抜く手術を行ったことが有るのだが途中で麻酔による脳貧血に陥り血圧が急激に低下し手術を中止した経緯があるのだ。麻酔科のある専門的なおっきい歯科でやって貰って下さいとのこと。
そんなわけで紹介状を書いて貰ったのだ。
あー抜きたくない抜きたくない。抜くのは好きだが抜きたくない〜あ〜18禁(^^)なんてな。

手術方法は歯茎を切開し横向きになってる歯を半分に割ってまずは歯の頭を取り出し、周囲の顎骨を削り、残り半分と根っこを摘出するのだ。そんでもって歯茎を縫い合わせる。手術時間はだいたい1時間〜らしい。そのあいだ永遠と耳元でガリガリゴリゴリ引っ張ったり叩いたり割ったり。ぎゃぁ
恐ろしい恐ろしい。

そんなわけで親不知抜きます!→痛々しい記事はこちら

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